募集
ZoomやTeamsを使ったオンライン進学相談等は随時受け付けます。 坊農まで電子メールでご連絡下さい。 またこのページ末尾のこれまでに寄せられた質問と回答(FAQ)もご参考にしてください。
学部学生
理学部生物科学科の学部教育に関わっており、卒業研究において配属可能です。 また、他学部や他大学の方で研究内容に興味があり大学院からの所属を希望される方、気軽に坊農まで電子メールでご相談ください。
大学院生(博士課程前期・後期)
教員は1人ですので、若干名しか受け入れることができませんので、ご了承ください。
ゲノム情報科学研究室(bonohulab)は、広島大学大学院統合生命科学研究科の複数のプログラムに所属がありますが、数理生命科学プログラムが主担当となっております。 また、生命医科学プログラムが副担当となっております。 研究テーマに応じて入学時にどちらかを選んでもらう形になりますが、2024年4月現在ほとんどの学生が数理生命科学プログラム所属となっております。
また、bonohulabはゲノム編集先端人材育成プログラム(卓越大学院プログラム)にも参加しております。 上述の大学院に受験していただき、合格したのちにこの卓越大学院プログラムに応募してもらう形になります。
少々ややこしい構造になっておりますので、興味を持たれた方はZoomなどを使ってご説明申し上げますので、坊農まで電子メールでご連絡下さい。
入学を希望の方は、研究テーマに応じて数理生命科学プログラムもしくは生命医科学プログラムで受験してください。 その際、ゲノム編集先端人材育成プログラム(卓越大学院)の併願をお勧めしております。 統合生命科学研究科の大学院に合格したのちに、ゲノム編集先端人材育成プログラムも併せて出願していただくことになります。 詳しくはゲノム編集先端人材育成プログラムの入試情報をご覧ください。
また、アカデミア向け求人プラットフォームtayoでも情報発信していますので、併せてご覧ください。
研究員
- 日本学術振興会・特別研究員(PD, RPD)を受け入れます。 希望する方は随時坊農まで電子メールでご相談ください。
- 企業からの研究員も随時受け入れております。坊農まで電子メールでご連絡下さい。
- 共同研究等の相談は、広島大学社会・産学連携の技術相談のウェブページをご参照ください
これまでに寄せられた質問と回答(FAQ)
bonohulabではどのような研究をしていますか?
一言でいうと、バイオインフォマティクスによる遺伝子機能解析の研究です。ゲノム編集を手法として使う遺伝子機能解析が広まりつつありますが、そのためのデータ解析に必要な基盤技術の開発も行っています。 研究のページ に詳しく書いてありますのでご覧ください。
また、広島大学が拠点機関として「バイオDX産学共創拠点」としてJST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の本格型機関に選ばれており、2022年度より10年間これに取り組みます。 このプロジェクトにおいて当研究室は「食料問題を解決するフード&アグリテック」をターゲットに、データ駆動型ゲノム育種技術の開発に取り組みます。 生物の「プログラミング」(ゲノム編集・合成)と「デジタル化」(遺伝情報の解読・解析)を担う、他のターゲットにも関わる中心的な研究室となり、アカデミアのみならず、多くの会社と共に研究活動を進めていく予定です。
大学院生や研究員の研究テーマはどのように決めていますか?
基本的には学生さんのやりたい研究を考えてもらって、それをベースに坊農との話し合いを経て決めていきます。 以下の質問項目や教育のページもご参考にしてください。
研究員の場合はその雇用財源によって研究テーマが指定される場合もありますが、できる限りその人のこれまでのバックグラウンドややりたい研究を元に坊農とディスカッションして決めております。
bonohulabで取り組んでいるCOI-NEXTなどのプロジェクトに関われますか?
COI-NEXTなどの大型研究費をいただいて外部の大学や研究機関と取り組んでいるプロジェクトには、直接学生さんに関わってもらうことはしていません。 それらのプロジェクトの一部を学生の研究テーマにするというようなことはしないということです。 学生の研究テーマはそういったプロジェクトとは独立に遂行していただきます。
もちろん、密接に関わる研究テーマを選ばれた場合には間接的にそういったプロジェクトに関わってもらうことは想定しております。
これまでバイオインフォマティクスを学んたことがありません。博士課程後期から所属することは可能ですか?
原則、可能です。 博士課程前期の学生さんと同じようにまずバイオインフォマティクスの基礎的な勉強をしてもらって、その技術を使って研究を進めていくことになります。 そのペースメーカーとして、bonohulabでは週に一回輪読会を行なっており、前期は生命科学者のためのDr.Bonoデータ解析実践道場(道場本)をみんなで勉強していきます。 実験医学2021年12月号「みんなのバイオDX」特集号に博士課程後期からbonohulabに入られた社会人大学院生の方が書かれた総説が載ってますので(p2984-2988)、ご覧になってみてください。
ドライなバイオインフォマティクス研究が主体のbonohulabですが、ウェットラボもあると聞きました。ドライからウェットまで一貫して研究を行うことは可能ですか?
ウェットで何をするかによりますが、DNAやRNAの抽出や塩基配列決定などが可能な実験室はあります。 その一部は以下の動画で紹介しております。
それらの実験でしたらドライからウェットまで一貫してbonohulabで研究を行うことは可能ですが、メインはバイオインフォマティクスの研究です。 さらに専門的なウェット実験が必要となると他の研究室に習いに行って実験する必要があると思います。 そうなると学位取得までに多少の時間がかかるかもしれません。
大学院生に対する財政的な支援はありますか?
ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)で作成している統合TV(TOGOTV)の作成アルバイトは研究室からもそれができ、またアルバイトに取り組むことで多くのDBやウェブツールを深く知ることができるので、お奨めしております。 また、共同研究先の広島大学発ベンチャー企業などでのアルバイトも紹介しております。
博士課程後期生向けですが、日本学術振興会の特別研究員制度以外の複数のフェローシップに関する情報が広島大学大学院生支援プロジェクトのサイトにまとめられていますので、そちらも参考にしてください。
Social